ゲームを作るにはプログラミングが必要か?

ゲームを作りたいって思ってまず思うのは

「プログラムを学ばなきゃ」

ではないでしょうか?

でもちょっと待ってください。
プログラムを学ぶのはもう少し情報収集して、考えをまとめてからでも遅くありません。
というか、定義を明確にすべきです。

「ゲームを作る」という言葉は、とても曖昧で意味の幅が広い言葉です。
言葉の意味を絞り込んでいきましょう。
まず「ゲーム」についてですが、たぶん皆さんが頭の中にイメージしているのは、ゲーム機やコンピュータで遊べるゲームのことですよね。

でもゲームと言ってしまうと、スポーツやボードゲームなど、ゲーム機やコンピュータを使わないものもゲームの中に含まれてしまいます。
ですのでここでは「コンピュータ上で動くゲーム」と明確にします。

次に「作る」という部分です。
以前のコラムで、ゲームとは目的とルールがあることだと説明しました。
つまり目的とルールを作ることが、ゲームを作ることの最初の段階となります。

面白いゲームを遊んだ時に「自分もこういうゲームを作ってみたい!」って思いますよね! でもゲームってどうやって作れば良いか全然分...

そしてそれができたら、今度は目的とルールを実行するための準備を行います。
例えば日本国憲法を実行するのは日本人ですよね。
なので日本国憲法は、日本人が理解しやすいように日本語で書かれています。
(文体が古いので現代人には読みづらい部分はありますが…)

コンピュータ上で動くゲームを実行するのはコンピュータです。
なのでコンピュータが理解しやすいように、コンピュータプログラミング言語で書く必要があります。
これが2つ目の段階です。

つまりこの2つ目の段階を自分でやる場合に限り、プログラミングを覚える必要があります。

あなたにとってゲームを作るということが「面白い目的とルールを考える」に主眼が置かれている場合、この2つ目の段階は別の人にお願いしても良いわけです。
(もちろんそのためには自分の考えを正しく伝えるための能力が必要になります)

2つ目の段階というのは、既に決めたルールをコンピュータが理解できるように、コンピュータプログラミング言語に翻訳をする作業に似ています。
小説家を目指すあなたが小説を書き終えた後、英語版の翻訳をしたり表紙のデザインを描いたりといったことを想像してください。

あなたが本当にやりたいのはどこですか?

もちろんやれるところは全部自分でやりたい!という考えでもOKです。
じゃあプログラミング言語を覚えましょう!

作るという言葉の中には、たくさんの工程があることが見えてきました。
その工程をどこを自分でやって、どこを他人にお願いするかによって、自分に必要な能力が変わってきます。

内容自分でやる場合に必要自分でやらない場合
ゲームの目的やルールを決めたい国語力や式を組み立てる能力誰かに考えてもらう
ゲーム中に絵を出したい絵を描く能力誰かが描いた絵を使う
ゲーム中に音を出したい作曲する能力誰かが作った楽曲を使う
ゲームをコンピュータで動かしたいプログラミング能力誰かにプログラミングしてもらう

では、コンピュータ上で動くゲームを作るにはプログラミングが必要か?

となると、答えは「あった方がいい! でもなくても作れなくはない!」です。
プログラミングが苦手(できない)という理由で、面白いことを考えられる人が、ゲーム制作を諦めてしまうのはもったいないです。
逆にいくらプログラミングができるからといって、面白いゲームが作れるとは限りません
自分で考えた目的やルールが、他の人にとって面白くないものであれば、出来上がるゲームは当然面白くないものになります。

自分の得意な部分を 自分で見つけて どこをやりたいかを決める
ゲーム制作の第一歩

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