【Unityゲーム開発】どうコメを色んな方に遊んでもらうために行ったPR活動のお話

PurpleMandrill
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ゲームに対するいろんな意見を聞きたい!

皆さんは、自分たちが作っているゲームに対する意見をどのようにもらっているでしょうか?
作っているゲームを色んな人に見てもらうというのはやはり大事です


開発者の視点のみで見ていると、どうしてもアイデアが一辺倒になってしまったり、気づかぬ落とし穴があったりすることなんていうのはよくあることです…


遊んでもらった際に感想をもらうことで、そういう見方もあるのかという発見があったり、不便に感じるところはどこなのか?などがこちらが想定している以外の部分で見つかったりと新しい発見の連続です

ぴっくるではどうコメのリリースに向けて、色んな人にテストしてもらいたい!ということを目的にテスターさんを募集したりしました
現在ではランキングイベントも開催中でありがたいことにたくさんのプレイヤーさんに遊んでいただいています


そこに至るまでに、うまくいかなかったこともたくさんあったので今回は何をして、どのようにして改善していったか?のお話をしたいと思います

まずはTwitterでテスターさんを募集

基本的には案内ページをブログで作成し、Twitterのみでテスターさんを3か月ほど募集していました

テスターさんを募集する前にどうコメアンバサダーである「エーテル・クレスエンティアさん」にロケーションテストだったり、仮リリース状態で遊んでもらったりということはやってもらっていたのですが、やはりいろんな環境・パターンで試さないと分からないこともあったので、そういう意図で他の方にも遊んでもらいたく、報酬なしの無償の形でのテスターさんを募集しました

この際、打診する基準を大まかにですが設定していました


【試したこと】

  • VTuberさんが集まってそうなサイト探し
  • 記事出稿依頼
  • Twitterで条件に合うVTuberさん探し


【うまくいかなかったところ】

  • 基準に合うVTuberさんを探すのが難しい
  • 人力で探すため、時間がかなりかかる
  • 声を掛けられる人数も少なく、返答もあまりない


正直この段階では、どうやって探したらいいのか全く分からずTwitterで地道に探すしかないかぁ…という状態でした

ありがたいことに、この段階でも2名ほど遊んでみたいという反応をいただき遊んでいただけることになったのですが、実は100人ぐらいには遊んでほしいよねみたいな内部目標もこっそり立てていたので目標には程遠かったです


がんちゃん
がんちゃん

う~ん…人集めめちゃくちゃ大変ですね…

人力だと時間もかかりますし…

ほっしー
ほっしー

正直、VTuberさんが普段どこを見てるのかがさっぱり分からないよねぇ…

ほっしー
ほっしー

ただ、ひとまず直近インディーゲームの出展イベントもあるので

そちらには出してみようと思います

Sakumac
Sakumac

イベントだと直接意見もらえるのでよさそうですね!

ほっしー
ほっしー

後は雑誌掲載あたりかなぁ?

がんちゃん
がんちゃん

確かに、VTuberさんが載ってる雑誌ならこんな面白そうなゲームあったよ!

みたいな反応もらえるかもしれませんね!



などなどあり、ひとまずはいろんなところに出してみようという方針が固まりました

インディーゲームイベント出展

4月に、2回のイベント出展を行いました

イベント出展の意図としては、やれることはひとまずやってみようというのも一つですが、とにかくまずはゲームを人に見てもらう、遊んでもらって反応を見るということを目的に行いました

【試したこと】

  • イベント出展、計2回
  • フライヤーの配布
  • ゲームの試遊


【うまくいかなかったところ】

  • 試遊がVTuberさんの配信ではないので、実際の本番環境ではプレイできなかった
  • 配信者の方にはあまり届いていない


試遊できる環境は一応あったのですが、実際に画面の向こうにVTuberさんがいて、他の視聴者さんもいて遊んでもらうという状態は作れていないのでちょっとした操作説明など概要を説明して終わってしまうことがほとんどでした

また、インディーゲームに興味のある人がメインで来られていたので、配信やってるんですよーという方は少なかったですが、目の前で遊んでもらって直接反応を見れたというところではかなりいいイベント出展になったのかなと思っています

雑誌掲載「VTuberスタイル」

VTuberさんといえばこれだ!ということでVTuberスタイルさんに掲載を依頼しました

現在どうコメでランキングイベントも開催していますが、これも雑誌の担当者さんからそういうイベント形式で掲載を行っている企業さんもあるということで案をもらい、うちでもやろう!となりました

VTuberさんが載っている雑誌なら、配信で遊べるゲームに興味を持ってもらえるかな?と思いました

【試したこと】

  • 報酬付きイベントで雑誌掲載
  • 専用ページを用意し、反応を待った


【うまくいかなかったところ】

  • 掲載ページをどれぐらいの人が見ているのかが不明だった
  • 応募までの流れが見えなかった


雑誌掲載についても初だったこともあり、どれぐらい反応があるのか?は未知数でした
ただやはりどうしてもコミュニケーションが一方通行になってしまうからか、掲載後もTwitterなどでは特に反応も見当たらず…応募も0という状況でした

正直結構焦りました…

仮に応募しよう!となっている人がいたとして、例えば応募ページまで見に行ったけどよくわからんからやめたみたいな方もいたかもしれません
掲載しただけでは、運営と繋がる手段が向こうからのアクション待ちになってしまっていたので、こちらからとにかくアクションしよう!ということになりました

雑誌に掲載されている方にTwitterにてお声かけ

幸いにも、VTuberスタイルさんに一度掲載したことで雑誌の後ろの方にVTuberさんの紹介一覧が掲載されていることに気づきました

ありがたいことにTwitterやYoutubeのQRが載っていたので、ここから探しましょう!というがんちゃん案より、Sakumacくんにお願いしてどんどん声掛けしていこうとなりました

ランキングイベントの報酬として、VTuberスタイルさんへの誌面掲載を設けているので、一度雑誌に掲載されている人なら報酬にも興味があるのではないか?ということでWin-Win(?)かなと思いつつ実施していきました

【試したこと】

  • 最初に決めた打診基準を撤廃
  • 掲載している人のTwitterとYoutubeを洗い出し
  • TwitterDMを使用し、1日10人前後にお声かけ

更にここで、最初に決めた打診基準をすべて撤廃しました
理由としては、何よりもまず遊んでもらうことが先決なのでゲームに興味を持ってもらえる方を探そうということになりました

ゲームの機能としてはスパチャ用の機能もあったり、ゲーム内に3Dモデルキャラクターを導入できたりもあったんですが、それがなくてもテストキャラクターで遊ぶことはできたので2Dモデルしか持っていない方や収益化がまだ済んでいない方など、条件を問わず声掛けを進めていきました

今の状況はこんな感じです

こちらがうまくいき、参加してくれる方がかなり増えました
直接やりとりすることで、面白そうなので参加したいですという声やTwitchでもできるなら…(どうコメは今のところYoutube専用)という反応を頂いたり、参加が難しい理由などもお聞かせいただけたので、こちらからのアクションはやはりかなり大事だなと再認識しました

雑誌のページ見ましたという方もいて、雑誌掲載が無駄ではなかった…と少しホッとしたりもしました

運営の想定以上に反応をもらい、いまではイベント運営でアタフタしている状況でもあります(嬉しい悲鳴ってやつ)

まとめ

というわけで今回は、ゲームを遊んでくれる人の探し方みたいなものを主に話してきました

おかげさまでランキングイベントにも、現在16名ほどご参加いただいている状態です
配信準備中の方もまだいらっしゃるので、これからも増えるかもしれません


やったことのまとめとしては、条件を絞って探す前に、まずは遊んでくれる人を探そうというところが大きいかなと思います

その他に気を付けるポイントとしては、ゲームの形態にもよるかもしれませんが、待っていてもしょうがないのでこちらから動くことが大事なのかなと思います


最終的には報酬アリの案内でうまくいった形になったので、結局は報酬が必要なのでは?と思う方もおられるかもしれませんが、最初のテスター募集の段階でも2名の方が遊んでくれているので一概に全てが報酬の成果とも言えないかなと個人的には思っています(報酬が強力なのはそうですが)

出し渋っていてもしょうがないので、まずはやってみる、ダメだったら変えてみるの精神で続けてみるといいんじゃないでしょうか?


皆さんのゲームPRの参考になりましたら幸いです!

有限会社ぴっくるとは?

ゲーム開発を行って18年目になる会社です。
他のデベロッパー会社と一緒にプロジェクトに参加して、いろいろなゲーム開発に携わっています。
音声収録・動画配信スタジオを運営し、会社・スタッフともに色々な情報発信を行っています。
そんなぴっくるではゲームプログラマースタッフを絶賛募集中です。

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